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「こどもへのまなざし」
1998
福音館書店
佐々木 正美(児童精神科医) 著

* へそ曲がりな、私が久々に絶賛したいと思った本

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以前購入して読んだものを、今回、幼児教育や保育に携わろうとしている学生の養成に何かヒントを得られないだろうかと読み直した。

子どもを育てたいように育てるのではなく、子どもが育ちたいように育てる、見守るなど、当たり前のことなのにすっかり忘れていて、仕事に必要な情報を得ると言うより、親としての自分にとって「ああ、読んで良かった」と思える一冊。


夫婦関係ひとつとっても依存し依存される関係を、子どもがみるだけで、しつけの大方は成功であるかもしれない。(自分が出来ているかどうかは別として)

子どもが自立・自律していくには、子どもを依存させる事が早道であり、過保護は悪いことではなく、幼い子どもの要求をどこまでも聞いてあげることは却って子どもの早い自立を促す。親の希望に沿うように育てる過干渉ではいつまでも自立できない。

・・・このような、様々な子育てのポイントを押さえた保育士・幼稚園教諭に出会えれば良いのだろうけれど、昨今の現場には、このようなスキルを備えた人はあまり居ないように思う。


親のための幼稚園・保育所であることが求められているのも分かるが、あまりにも子どもをないがしろにしては居ないだろうか。

子育て中のパパやママに、読んでもらいたい一冊。
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